ミシンを上手に選ぶには

何を縫いたいかでミシンの選び方が決まります。
「ミシンが欲しい」「ミシンに興味がある」と思われた方は、作りたい物を思い描かれていると思います。ちょっとした小物作りや、ズボンのすそ上げ、お子様の入園入学準備などから、 キルトや本格的な服作りまで最初の目的は様々です。
ミシンには機能面、価格面で差があるため、使用目的を考えて選ぶことが大切です。
・ちょっとした小物作り
・ジーンズ等のまつり縫いをしたい
・ミシン刺しゅうをしてみたい
・キルトをやりたい
・本格的に洋裁

ミシンは縫う材料を送りながら、針と糸で縫っていくものですから、ほとんどのミシンは材質、厚さ、伸縮度合、滑りやすさや大きさなど、どのような生地を縫うかを想定しながら設計されています。

【生地の厚さ】
生地の厚さはミシンの針の貫通力と送りのパワーに関係しています。
当然、厚い生地を縫う場合、パワーがある(モーターのパワー、針の上下運動を支える機構の強度など)ミシンが必要です。
生地自体が厚い場合のほか、裾処理で生地を折り曲げた場合、2回折れば4重にそれを重ねれば8重になります。
生地の厚さへの対応力は縫って確かめてから購入したいポイントです。

【皮革製品・伸びる素材】
皮やビニールなど特殊な素材は厚さ以外に「ミシンが素材を送ってくれるか」「滑ってしまわないか」という送りの問題に関係します。
機種によっては、このような素材を使うことを想定して、送り機構を工夫したり、専用の押えやアタッチメントの販売しています。

【生地の大きさ】
カーテンなどの大きな生地を縫裁する場合、小さなミシンを使うのは勝手はよくありません。
ミシンの針の下の空間、アームとの距離、テーブルの大きさ、補助テーブルの有無など、作る生地に合わせてミシンの大きさを選ぶことが大切です。

ミシンには上糸下糸の調子を自動で合わせてくれる「自動糸調子機能」「自動糸切り機能」など便利な機能が付いているミシンがあります。
初心者であれば、面倒な調整は機械がやってくれる方が良いと思えるでしょうし、使用頻度が髙ければこのような機能はとても便利です。

形や色やデザインについてはお好みで選ぶ。
ただしとても小さく軽いミシンで大きな作品を作るのはちょっと苦労します。
ミシンは収納体の大きさでなく、使っているとき安定感も快適に使うためには大切なポイントです。

【コンピューターミシン(刺しゅうミシンを含む)】
マイクロコンピューターを内蔵しているミシンです。
そのため針・動きや縫い目の長さで制御できるミシンです。
ボタンを押すだけで文字・複雑な模様・刺しゅう縫いできます。
便利な機能を自動で行います。
「自動糸調子・自動ボタンホール・自動止め縫い等」

【電子ミシン】
電子回路により、自分のペースに合わせたスピード調整や針の上下停止位置をワンタッチでコントロールできるミシンです。
ダイヤル等を回して縫い模様の切替をする。
低速でも厚物が縫えます。

【電動ミシン】
針の上下の動きを内蔵モータによって行うミシンです。
高速にしないと力が出ないので、厚い生地は苦手です。